ドラゴントレイルは、日本のガラスメーカーAGC(旭硝子)が開発した薄い化学強化ガラスです。
従来の薄板ガラスと違い、化学強化加工がされているため衝撃に強く、上から物が落ちてきても、貫通させようとしても割れません。
また、環境負荷物質(AsやSb)を含有しないので、大量生産をしても環境に負荷をかけず、現在では多くのスマートフォンやディスプレイなどに多く採用されています。
螺旋階段の手すりに
ショッピングモールの手すりに
太陽電池モジュールのカバーガラスに
螺旋階段の手すりに
ショッピングモールの手すりに
太陽電池モジュールのカバーガラスに
レオフレックスはガラスの成分を取り替えることで強化された薄板ガラスです。常温でも曲げられる性質を持っているので螺旋階段の手すりなど湾曲した場所に多く使用されています。
化学強化とは、ガラスに含まれる成分を取り替えて強化することです。
通常のガラスにはNa+(ナトリウム)イオンが多く含まれています。これをK+(カリウム)イオンを含む溶液に浸すことで、ガラス表面のNa+イオンと溶液中のK+イオンが入れ替わります。K+イオンはNa+イオンよりも大きいため、ガラス表面の細かなキズを埋めます。これによりガラスが割れにくくなります。
参考:山本哲、吉田宜史「イオン交換法によるガラスの化学強化」
従来の強化ガラスは一定の厚みがないと製造できないため最小3.2ミリが世界基準でした。しかし、レオフレックスは0.85ミリから製作可能であるため、製品の軽量化や運搬の負担を抑えることができます。
一般的にガラス手すりなどに使われる「曲げガラス」は、工場の窯で数百度の熱を加えて曲げているため、コストと時間がかかります。しかし、レオフレックスはその薄さと弾性力から、常温で曲げることができるため、施工現場での自由な曲げ加工が可能です。
厚みも薄く軽いので、施工時の作業や運搬の負担を軽減し、施工のコストを抑えることができます。そのため、螺旋階段やショッピングモールのガラスの手すりといった建材用ガラスとして多く採用されています。
厚みは0.85ミリ、1.1ミリ、1.3ミリからお選びいただけます。
最大サイズは700ミリ×1200ミリまでご提供可能ですので、是非お気軽にお電話ください。
1ミリ単位のサイズオーダーでの製作も可能です。カート・見積フォームからご希望のサイズを記入してご注文ください。
サイズの測り方が分からない場合も、当社で最適なガラスサイズを提案いたしますので、お気軽にご相談ください
レオフレックスは合わせ加工、鏡面加工、フィルム張り付けの加工に対応しております。
人通りの多い場所に施工する場合は、万が一割れても破片が脱落しにくい「合わせ加工」がおすすめです。
| 用途 | 手すり／太陽電池モジュールのカバーガラス |
|---|---|
| サイズ | ・オーダーサイズで製作可能 ※最大サイズ：700×1200ミリ |
| 特徴 | ・イオン交換法で強化された薄板ガラス ・世界標準の1/4の薄さ ・常温で曲げることが可能 ・1ミリ単位でのサイズオーダーが可能 |
| 用途 | 手すり／太陽電池モジュールのカバーガラス |
|---|---|
| サイズ | ・オーダーサイズで製作可能 ※最大サイズ：700×1200ミリ |
| 特徴 | ・イオン交換法で強化された薄板ガラス ・世界標準の1/4の薄さ ・常温で曲げることが可能 ・1ミリ単位でのサイズオーダーが可能 |
