シャンデリアをモチーフにした窓に!「フルオーダーステンド」を使用した事例(大阪府泉南市 M様)
今回ご紹介するのは、階段の窓に「フルオーダーステンド」を使用した事例です。「階段にある窓の内側に、ステンドグラスを取り付けたい」ということでM様よりご連絡いただきました。ヨーロピアンな内装にマッチする、シンプルながらもオシャレなステンドグラスが完成しました。
ステンドグラス設置後のお写真
こちらがステンドグラス設置後のお写真です。縦に細長いステンドグラスが、階段のちょうど曲がり角に設置されました。
ステンドグラスには、滑らかな曲線が美しい、アンティークな照明を思わせる柄が描かれています。階段に灯るシャンデリアともマッチしたデザインです。目立ちすぎないシンプルな色使いが、空間とうまく調和していますね。

こちらは室内を暗くしたときのステンドグラスのお写真です。シンプルな柄で空間に馴染んでいたステンドグラスが、お部屋を暗くすることで存在感を放ちます。

今回ご注文いただいた内容
こちらのステンドグラス窓は、「F4K」というガラスを加工して製作しています。「F4K」とは表面に凹凸があるガラスで、ガラス越しに物がぼやけて見えます。光を通しつつ、視界を遮る役割を果たしてくれるため、プライバシーを守りながら明かりを取り入れたい場所にはおすすめのガラスです。
品種 / 素板 | フルオーダーステンド / F4K |
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形状 | 四角形 |
サイズ | 横200mm × 縦1300mm |
切断面の処理 | 切りっぱなし【G】(ガラスを切断したそのままの状態) |
その他の加工 |
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「フルオーダーステンド」について 詳しくはこちら
両面描線について

ステンドグラスの描線には、ガラスの片面にのみ描線する「片面描線」と、両面に描線する「両面描線」があります。この事例では、両面描線でご注文いただきました。今回使用した「F4K」の場合、両面描線と片面描線は、それぞれ左の写真のように見えます。両側ともくっきりとした描線で見せたい場合はこちらがおすすめです。
デザイン画が完成するまで
ステンドグラスを製作する前に、ステンドグラスのデザイン画を作成する必要があります。今回のステンドグラス窓は、下の画像のデザインが基になっています。ここから、M様のご希望のサイズに合うようにこちらのデザインをアレンジしていきます。

M様からいただいたデザイン画はこちら。最初のデザイン(左の画像)からステンドグラスのサイズや比率が変わり、デザインの修正を重ねていくことになります。

M様から最終的に送られたデザイン画を基に、当社で線画を作成していきます。線画をM様に確認していただいた後は、当社の色サンプルの中から、ステンドグラスに使用する色を選んでいただきます。一度M様に色を選択していただいたのが真ん中の画像、最終的に完成したのが、一番右の画像です。淡い色を中心にした一回目の配色案でしたが、修正してよりシンプルな配色に。カラーリングだけでなく、線画も微調整しました。
今回、何度も当社とデザインのやり取りをされたM様。完成したステンドグラスがお家に届いた際には、「時間がかかりましたが、完全にフルオーダーなだけにそのぶん出来上がった時は嬉しいものですね」と喜ばれていました。

M様よりいただいたメッセージ

きれいです。満足しております。
場所は階段のところで(コの字に上がる階段のちょうど真ん中あたりです)
西側に面しているので、夕方には西日が差し込んできます。
ありがとうございました。
今後も機会がありましたら、またよろしくお願い致します。
当社のスタッフが丁寧に対応いたします!
今回は、階段の窓に「フルオーダーステンド」を使用した事例をご紹介しました。ヨーロピアンな雰囲気にぴったりなステンドグラス窓になりましたね。お客様のお好きなデザインでステンドグラスを製作する「フルオーダーステンド」では、お客様が満足されるまで、コミュニケートを重ねながらステンドグラスを製作いたします。また当社のデザイナーによるアドバイスもいたしますので、「デザインに不安がある・・」という方や「思い通りの仕上がりになるか心配・・」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
