必要なガラス寸法の出し方/ケンドン式で納める場合

【ケンドン工法】必要なガラス寸法の出し方

ガラス寸法の出し方/ケンドン式で納める場合

当社のコの字チャンネルを使って、油はねガードや間仕切りなどを付ける場合、ガラスのサイズ決めに不安を持たれるお客様は多くいらっしゃいます。

当ページでは、コの字チャンネルを使ってガラスをケンドン式で納める場合のガラス寸法の出し方をご紹介します。

この記事のポイント

  • ガラスの横幅は、コの字チャンネルの横幅よりも2ミリ小さくする  
  • ガラスの縦幅は、上のコの字チャンネルの溝の深さ+枠の内寸よりも2ミリ~3ミリ小さくする  
  • 下のコの字チャンネルには、ガラスをはめこむ前にセッティングブロックを置く

ケンドン工法とは

ケンドン式のガラスの納め方

「ケンドン工法」とは、
1.ガラスを上のコの字チャンネルに差し込み
2.ガラスを下のコの字チャンネルに降ろして
納める方法です。

上下の溝の深さが同じ場合、セッティングブロックが必要

ケンドン式でガラスを納める場合、セッティングブロックが必要

溝の深さが同じコの字チャンネルを上下に使用する場合、あらかじめセッティングブロックを下の枠に置いておきます。

セッティングブロックがないと、2でガラスを降ろしたときにガラスの上側が枠にかからず、固定できません。

施工方法を解説した動画もあります

ケンドン工法でガラス間仕切りを作る方法を解説した動画もありますので、ケンドン工法によるガラスの納め方について知りたい方は、こちらもご覧ください。

ケンドン工法/ガラス寸法の出し方

ガラスの横幅の出し方/横幅よりも2ミリ小さくする

ガラスの横幅の出し方/ケンドン式で納める場合

ガラスの横幅は、コの字チャンネルの横幅よりも2ミリ小さくします。

コの字チャンネルより左右1ミリずつ(計2ミリ)小さくすることで、ガラスがはみ出ることなく綺麗に納めることができます。

ガラスの縦幅の出し方/コの字チャンネルの溝・内寸によって変わる

ガラスの縦幅の出し方/ケンドン式で納める場合

ガラスの縦幅は、上のコの字チャンネルの溝に差し込んで、下のコの字チャンネルに落とし込むことができる大きさにします。

上下同じサイズのコの字チャンネルを使用する場合、上のコの字チャンネルの溝から、下のコの字チャンネルの内寸までの寸法より、数ミリ(通常2ミリ~3ミリ)小さくすれば納めることができます。

実際の事例で分かりやすくご紹介

ケンドン式で納める場合のガラス寸法の出し方を、実際の事例で紹介

ケンドン工法で必要なガラスの寸法/まとめ

ケンドン式で必要なガラス寸法の出し方のまとめ

当ページで解説した、ケンドン工法で必要なガラス寸法の決め方をまとめました。こちらのポイントを目安に、サイズをお選びください。

ケンドン工法に必要なガラス・金物・部材を購入できます

強化ガラスを購入する

ケンドン式で建具・間仕切りを作る場合に必要なガラスを販売
ケンドン式でよく使われる強化ガラス - 透明ガラスの約4倍の強度
ケンドン式でよく使われる強化ガラス - 耐熱温度は200℃
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ケンドン式でよく使われる強化ガラス - 透明ガラスの約4倍の強度
ケンドン式でよく使われる強化ガラス - 耐熱温度は200℃

「強化ガラス」は、「フロートガラス(透明ガラス)」の3.5~4倍の強度を持つガラスです。万が一割れても破片が粒状になり、触ってもけがをしないので安全です。

また、耐熱温度は200度と高く、キッチン用の油はねガード・間仕切りなどによく使用されています。

 

強化ガラスの詳細を見る >

コの字チャンネル・金物を購入する

ケンドン式で建具・間仕切りを作る場合に必要なガラス金物を販売
ケンドン式でよく使われるガラス金物 - ミリ単位のサイズオーダー対応
ケンドン式でよく使われるガラス金物 - ステンレス製とアルミ製が選べる
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当社では使用場所・用途に合わせて、6種類の金物をご用意しています。

キッチンの油はねガード・間仕切りを施工したい方には、ステンレス製コの字チャンネルをご提案しています。

取付部材を購入する

ケンドン式で建具・間仕切りを作る場合に必要な取付部材を販売

コの字チャンネルで間仕切りを作るための取り付け部材も販売しています。

ガラスと一緒にご注文が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

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