ポリカーボネートとは
ポリカーボネートはプラスチック材料のひとつ。「汎用エンジニアリングプラスチック」に分類され、耐衝撃性や耐熱性などに優れます。
平板だけでなく、波打った形状やダンボールのような中空構造のある形状など、用途に合わせて様々なポリカーボネート板が使われています。
このページでは、ポリカーボネートの特徴を4点解説していきます。
ポリカーボネートの特徴
- ポリカーボネートの強度は透明ガラスの200倍
- ポリカーボネートは屋外の使用にも適した素材
- ポリカーボネートは通常のガラスと比べて青みが少なく無色透明に近い
- ポリカーボネートはカラーバリエーションが豊富
ポリカーボネートの特徴① 強度は透明ガラスの200倍
強度はガラスの 200 倍、アクリルの 50 倍あるため、ものや人がぶつかっても割れることがなく安全です。
特にカーポートやアーケードなどの屋外でも安全に使用できます。
ポリカーボネートの特徴② 屋外使用に適した素材
ポリカは、最低使用温度 -40℃から最高使用温度 130℃までと使用温度が広く、寒い冬や暑い夏でも屋外での使用が可能です。また、紫外線や雨風でも変色することが少なく長く綺麗な状態で使用いただけます。
熱に強く変色や変形が起きにくい理由は「両面耐候グレード処理」。ポリカーボネート表面に特殊な耐候処理を施すことで、より紫外線や熱に強く屋外に適した素材になっています。
ポリカーボネートの特徴③ 透明度
ガラスと比較すると、ガラスは特有の青みがあることがわかりますが、ポリカーボネートは透明です。
より高い透明度が必要な機械のぞき窓にもおすすめです。
ポリカーボネートの特徴④ カラーバリエーション
全 17 色の豊富なカラーバリエーションをご用意しております。用途やデザインに合わせてカラーをお選びいただけます。
ポリカーボネートの種類
平板ポリカーボネート
波板ポリカーボネート
中空ポリカーボネート
ポリカーボネートがよく使われる用途・シーン
当社でポリカーボネートを購入いただくお客様のご使用例がこちらです。
階段の手すり
室内の窓材・採光窓
カーポート・倉庫の屋根材
ポリカーボネートと他の素材との比較
ポリカーボネートとアクリルと透明ガラスの特徴を比較してみました。 アクリルとポリカーボネートそれぞれの比較をまとめたページもございますので、ご覧ください。
ポリカーボネート | アクリル | 普通透明ガラス | |
---|---|---|---|
強度 | ◎ アクリルの50倍の強度 |
◎ 割れない |
△ 割れる |
キズ | △ | × | ○ |
重量 | ◎ ガラスの半分の重さ |
◎ 9.6kg |
△ 20.3kg |
耐熱温度 | ◎ 130℃ |
△ 80℃ |
○ 110℃ |
最大サイズ | 160センチ × 400センチ | 160センチ × 240センチ | 121.9センチ × 243.8センチ |
厚みの種類 | 2〜10ミリ | 1〜10ミリ | 2〜19ミリ |
アクリルと他の素材との比較① ポリカーボネートとの違い
どちらもプラスチック素材で見た目が似ていて違いが分かりにくい「ポリカーボネート」「アクリル」の違いや、用途別にどちらが適しているかを解説!
当社で取り扱っているポリカーボネート
耐候性に優れている「ポリカーボネート平板」
ポリカーボネートは、エンジニアリングプラスチックという熱や強度に優れたプラスチックです。ガラスと同等の透明性とアクリルの 50 倍にもなる耐久性を持つ素材で、精密機器の部品や工場機械ののぞき窓にも使用されています。
また、耐候性にも優れているため屋外でも使用でき、カーポートやアーケードにも人気です。
その他ポリカーボネートの商品ラインナップ
他にも、ご利用の場所や用途にあったポリカーボネート製の商品を多数取り揃えております。
…
よくある質問
ガラスの種類辞典
…
…