今回ご注文いただいたのは、製造業のお客様です。
社内で実施する性能確認テストに使用するため、外径50ミリ、長さ654ミリの透明アクリルパイプの両端をアクリル板でふさぐ、特注仕様で製作したいとのご依頼です。
お客様は、両端をふさいだ構造としたうえで、片側には外径40ミリ・ピッチ2ミリのねじ加工、もう片側には内側からのえぐり加工、さらに円周上4カ所への貫通穴加工など、細かな指定をお持ちでした。
いずれも実験精度に関わるため、加工寸法や位置の正確さが重要なポイントでした。
また、水を流す用途であることから、アクリル素材の特性がどのように影響するのかも事前に把握しておきたいとお考えでした。
そこで当社からは、まずアクリルは水分を吸収するとわずかにたわみが生じやすい性質があることをご説明し、今回のような短時間のテスト用途であれば問題なく使用できることをお伝えしました。
さらに、図面内容を一つひとつ確認しながら、ねじのピッチや加工位置、各部の寸法関係を丁寧に整理しました。めねじ加工やえぐり加工といった複雑な加工内容についても具体的にすり合わせを行い、強度と精度の両立を図った仕様でご注文いただきました。
アクリルパイプの両端接合は、板を溶着する方法が一般的ですが、今回は加工によるはめ込み構造を組み合わせることで、接合部の安定性を高めています。
当社では、図面が複雑な実験用加工であっても、内容を正確に読み取り、めねじ加工や細かな穴あけなどの指定にも柔軟に対応いたします。
製造現場で実験装置を設計されている方や、研究機関で実験設備を整えたいとお考えの方は、用途や条件に合わせた最適な仕様をご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ご注文内容
透明アクリルパイプ管形
| サイズ(ミリ) |
本数 |
切断面 |
加工 |
外径Φ50
内径Φ46
厚み2
L654 |
1 |
バフ研磨 |
穴あけ 5ミリ 4カ所 穴内糸面なし
両端5ミリ厚板接着加工
左側:M40×p2 1カ所
右側:φ23 深さ2ミリエグリ加工 |