障子用ガラス(ぼかし山水)は、絵柄やグラデーションの入った障子用のガラスです。
ガラスに「山水画」(山や水を描いた東洋画)が描かれているのが特徴で、当社では全35種類の豊富なデザインをご用意しています。
最大サイズ | 914ミリ×610ミリ |
当社で扱っているガラスの中には、古くから日本家屋で親しまれたガラスや、日本の伝統模様を再現したガラスなど、「日本ならでは」の色・柄のガラスが豊富にあります。
このページでは、そのような日本ならではのガラス「ジャパニーズハウスクラフトガラス」を、日本文化とあわせてご紹介します。
ガラスのサンプルもご用意していますので、模様や色味を見てみたいガラスがありましたらお気軽にお問い合わせください。
障子(しょうじ)とは、木製の枠に和紙を貼った引き戸のことで、日本の伝統的な建具です。
和紙が光を柔らかく通すため、プライバシーを保ちながらも、部屋に自然光を取り入れることができます。
障子の中には、外の景色やデザインを楽しむため、下半分にガラス窓が取り付けられているものがあります。このような障子を「雪見障子(ゆきみしょうじ)」といいます。
当社では、そのような雪見障子に使われているガラスとして「障子用ガラス(ぼかし山水)」「すりガラス」の2種類をご用意しています。
和紙(わし)は、日本伝統の技術で作られた紙のことです。主に楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)などの植物の繊維を用いて作られ、洋紙と比べて凹凸のある柔らかい質感が特徴です。
湿度を調整したり、光を柔らかく拡散したりすることができるため、障子(しょうじ)や襖(ふすま)、屏風(びょうぶ)など、日本の伝統的なインテリアに欠かせない存在として古くから愛されています。
当社では、そのような和紙を使ったガラス・和紙を再現したガラスとして「和紙ガラス(和風ガラス)」「デザインフィルムガラス」の2種類をご用意しています。
ガラス以外にも「和紙風のプラスチック」も扱っています。
江戸切子(えどきりこ)は、日本の伝統工芸品の一つで、江戸時代後期に始まったガラス工芸です。透明なガラスや色ガラスに、職人が手作業で彫刻を施して作られます。
幾何学的な模様や植物をモチーフにしたデザインが特徴で、光を通すと模様がきらめき、美しい光の反射が楽しめます。
当社では、そのような江戸切子の模様を再現した「切子風ガラス」をご用意しています。
日本では古くから、衣服や工芸品、絵画、建築物などにさまざまな色が使われてきました。
そしてこれらの色は、日本の自然や季節の移り変わり、動物、植物などに由来した、日本ならではの色の名前で呼ばれています。
当社では、そのような日本の伝統色を再現した「塗装カラーガラス『彩』(いろどり)」を販売しています。
日本において、窓や引き戸、障子にガラスが広く使われるようになったのは、大正期から昭和初期にかけてです。
ガラス窓により、家の中に光を取り入れやすくなったことで、日本家屋の特徴である「明るく開放的な空間」が実現されました。
また、昭和初期には透明なガラスだけでなく、ガラスの片面に模様が入った「型板ガラス」など、プライバシーを保ちながらも光を通すガラスが多く使用されるようになりました。
当社で取り扱っている「昭和型板ガラス」や「昭和レトロガラス」は、そのような昭和期の日本家屋で親しまれたガラスの柄や質感を再現しています。
当社では、今回ご紹介した「ジャパニーズハウスクラフトガラス」を1ミリ単位のサイズオーダーで製作しています。
ご注文・お見積などは、お電話・お見積フォームからお気軽にお問い合わせください。専門オペレーターが最短1時間以内にご回答します。
今回ご紹介したガラスのサンプル請求も受け付けています。
サンプルを無料でお届けできるガラスが豊富にありますので、気になるガラス・色や柄を実際に見たいガラスがある方は、お気軽にお問い合わせください。
お電話または、お見積フォームの備考欄で「サンプル希望」とお伝えいただけますと、よりスムーズにご案内できます。