アクリルとプラスチックの違いとは?
今では私たちの生活に欠かせないプラスチック素材。多くの種類があるため、何がどんな性能を持っているのか、ご存じない方も多いと思います。
今回は当店で販売しているアクリルとプラスチックの違いを解説します。
- アクリルはプラスチック(樹脂)の一種
- アクリルはプラスチックの中でも安価。加工がしやすく、透明度が高い
アクリルとプラスチックの違いとは
アクリルはプラスチックの一種
プラスチックには、実は多くの分類があり、その数は100を超えます。
「アクリル」は、熱で柔らかくなり冷えると固くなる「熱可塑性樹脂」の一種です。
アクリルとは
耐衝撃性に強く軽量
アクリルはガラスよりも耐衝撃性に優れたプラスチック素材です。軽量で割れないため 、お子様が要るご家庭など安全を重視されるお客様に選ばれています。
枠に固定したアクリル・ガラスに鋼球を50ミリ刻みで落下させた試験では、アクリルの方がより高い位置から鋼球を落下させても割れませんでした。
測定方法:JSP法
厚み:4ミリ
鋼球:1040g
落球高さ:試料が割れる前までの高さ
220×220ミリの鉄枠に固定したアクリル・ガラスに鋼球を50ミリ刻みで落下
家具・ドア窓・コレクションケースに多く採用

階段の手すりに

室内ドア・窓に

保育園のドア窓に

テーブルトップに

コレクションケースに

ショーケースに
全 11 色の豊富なカラーバリエーション
| カラー | 厚み ( ミリ ) | 最大サイズ ( ミリ ) |
|---|---|---|
|
透明 |
1 / 1.5 / 2 / 4 / 6 / 8 / 10 | 1000 × 2000 |
| 3 / 5 | 1600 × 3000 | |
|
ガラス色 |
3 / 5 / 8 | 1000 × 2000 |
| 10 | 900 × 1800 | |
|
ホワイト色 |
3 / 5 | 1000 × 2000 |
|
ブラック色 |
3 / 5 | 1000 × 2000 |
|
乳半 |
2 / 3 / 5 | 1000 × 2000 |
|
両面マットクリア |
2 / 3 / 5 | 900 × 1800 |
|
両面マットホワイト |
3 / 5 | 900 × 1800 |
|
両面マットブラック |
3 / 5 | 900 × 1800 |
|
ブラウンスモーク |
2 / 3 / 5 | 1000 × 2000 |
|
グレースモーク |
2 / 3 / 5 | 1000 × 2000 |
|
ライトグレースモーク |
2 / 3 / 5 | 1000 × 2000 |
まとめ
| 特徴 |
|
|---|---|
| 耐熱温度 |
-40℃から +80℃
|
| 用途 | 水槽の蓋 / ケース / 棚板 / 額縁の保護板 / 実験装置の部品 / テーブルトップ |
アクリルとよく似たその他のプラスチック
アクリルとポリカーボネートの違い
アクリルと見た目がよく似たポリカーボネートは、アクリルとは違う分類の樹脂(エンジニアリングプラスチック)です。
同じプラスチックでも、特徴や用途に下記のような違いがあります。
| 名称 |
アクリル
|
ポリカーボネート
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|---|---|---|
| 特徴 |
|
|
| 主な用途 |
|
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こちらのページもあわせてご覧ください
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