波板ポリカーボネートの種類一覧/まとめ

波板ポリカーボネートの種類

波板ポリカーボネート

波板ポリカーボネートとは、耐衝撃性や熱に強い「ポリカーボネート(ポリカ)」を波板状に形成した板材をいいます。

波板の形状のため、雨が降った場合にも溝に沿って排水ができるため屋根材によく使用されています。

このページで、波板ポリカーボネートの特徴を4点解説していきます。

  1. 波板ポリカーボネートの強度
  2. 波板ポリカーボネートの断熱性
  3. 波板ポリカーボネートの素材
  4. 波板ポリカーボネートのカラーバリエーション

波板ポリカーボネートの特徴

波板ポリカーボネートの特徴① 強度はガラスの200倍

波板ポリカーボネートの特徴①強度
波板ポリカーボネートは、耐衝撃強度が透明プラスチックの中でも最高クラス。同じ厚みのガラスと比べて約 200 倍、アクリルの約 30倍、硬質塩化ビニルの約 20倍の強度があります。

波板ポリカーボネートの特徴② 優れた断熱性

波板ポリカーボネートの特徴②断熱性

波板ポリカーボネートは、上層の波板が熱を伝えにくい白色ポリカーボネ-トで製作されています。そのため、他の材料と比べると、真夏時の波板表面温度を約 5℃低く抑えることができます。

内面温度も他社製品に比べ約 2℃~ 4℃低くなるため、夏の暑さにも強く屋根材として人気です。

波板ポリカーボネートの特徴③ 屋外使用にも適している素材

波板ポリカーボネートの特徴③素材

波板ポリカーボネートは、最低使用温度 -40℃から最高使用温度 120℃までと使用温度が広く、寒い冬や暑い夏でも屋外での使用が可能です。紫外線や雨風でも変色することが少なく長く綺麗な状態で使用いただけます。

また、樹脂素材で防サビ性・耐腐食性に優れているため、潮風が吹く海岸近くでもサビにくく安心して使用できます。

波板ポリカーボネートの特徴④ 豊富なカラーバリエーション

波板ポリカーボネートの特徴④カラーバリエーション

一般的な波板ポリカーボネート 8 種類の他に、より温度の上昇を抑える熱線吸収タイプが 5 種類、目隠し効果のあるクロスライン 2種類の計 15 種類をご用意しています。

波板ポリカーボネートの種類

よく使われる波板ポリカーボネートがこちらの3タイプです。身の回りの用途から屋根材や内窓まで、用途が広いです。
通常タイプ
波板ポリカーボネートの種類 - 通常タイプ

ポリカーボネートを波板状に形成した板材。雨が降っても排水できるため屋根材に人気。

用途例 屋根材、倉庫壁面、目隠しフェンス
熱線カットタイプ
波板ポリカーボネートの種類 - 熱線カットタイプ

外観は通常タイプと変わりませんが「熱線カット機能」を備えており、直射日光が当たっても温度の上昇を抑えてくれます。

用途例 デッキやベランダ、カーポートなどの屋根材
クロスライン
波板ポリカーボネートの種類 - クロスライン

表面にクロスラインの装飾が入っており、スリガラスのような凹凸があります。採光性がありながら目隠し効果も高い製品です。

用途例 目隠しフェンス、倉庫壁面

波板ポリカーボネートがよく使われる用途・シーン

当社で波板ポリカーボネートを購入いただくお客様のご使用例がこちらです。
テラス、デッキの屋根
波板ポリカーボネートがよく使われる用途・シーン - テラス、デッキの屋根
カーポートの屋根
波板ポリカーボネートがよく使われる用途・シーン - カーポートの屋根
倉庫・目隠しフェンス
波板ポリカーボネートがよく使われる用途・シーン - 倉庫・目隠しフェンス

波板ポリカーボネートと他の素材との比較

波板ポリカーボネートとアクリルと透明ガラスの特徴を比較してみました。
  波板ポリカーボネート アクリル 普通透明ガラス
強度
アクリルの50倍の強度

割れない

割れる
キズ ×
重量
ガラスの半分の重さ

9.6kg

20.3kg
耐熱温度
130

80

110
最大サイズ 160センチ × 400センチ 160センチ × 240センチ 121.9センチ × 243.8センチ
厚みの種類 2〜10ミリ 1〜10ミリ 2〜19ミリ

当社で取り扱っている波板ポリカーボネート

当社では、波板ポリカーボネートをお客様の使用用途や、ご利用の寸法にあわせてサイズオーダーを承っております。
当社で取り扱っている波板ポリカーボネート
波板の形状のため、雨が降った場合にも溝に沿って排水ができるため屋根材によく使用されています。

その他波板ポリカーボネートの商品ラインナップ

他にも、ご利用の場所や用途にあった波板ポリカーボネート製の商品を多数取り揃えております。

よくある質問

ガラスの種類辞典

最終更新日: